(コント)SKI JUMP


山形:スキージャンプのラージヒル個人決勝,続いては日本のエース福井の登場です。

福井:(ふぅ〜)

山形:他の日本人選手田中・吉村の2人は予選で敗退。この福井だけが好ジャンプを見せ決勝進出となりました。

福井:(ふぅ〜)

山形:1回目。大ジャンプの期待がかかります。

福井:(ふぅ〜)

山形:福井は落ち着いてますねぇ。

福井:(ひぃ〜ふぅ〜みぃ〜やぁ〜…)

山形:おっと?突然何か数え始めた。

福井:今日の観客の数は27634人か。

山形:ビックリの視力です。のび太君が憧れるほどの視力です。

福井:(ふぅ〜)

山形:しっかり落ち着いています。

福井:(ひぃ〜ひぃ〜ふぅ〜…)

山形:……産まれる!産まれる!

福井:あっ!

山形:ん?どうした?

福井:あの右から2番目の席のピンク色のセーター来た人が赤ちゃん産んだ。

山形:えっ……あ,赤ちゃんは無事でしょうか?至急病院へ行った方が良いでしょう。

福井:きっとししゃもをたくさん食べたんだろうな。

山形:…勝手に仮説を作っています。

福井:(ふぅ〜)

山形:さぁ落ち着きを取り戻して凄いジャンプが出来るでしょうか。

福井:よし!

山形:おっとそろそろ行くか?

福井:午後9時から9時54分まで4チャンネルを標準録画,よし!

山形:そういうことはしっかり準備済みのようです。

福井:あっ!

山形:今度はどうした?

福井:そういえば今日はオリンピックの放送だから番組入らないんだ。

山形:あぁっとやってしまった。TVガイドをちゃんと確認していなかった〜。

福井:よし!

山形:今度こそ行くか?

福井:消費税3%に値下げ,よし!

山形:勝手にすると内閣の反発を食らいます。

福井:スキー履いてない,よし!

山形:何をしに出てきたのでしょうか?全然よくないです。
   ……そしてここで一度ストップがかけられた!
   スキーを履くために一度戻りました〜。

福井:(スーッスーッスーッ)

山形:戦闘道具を履き終えて戻ってきました。競技再開です。

福井:あれ?

山形:今度は何だ?

福井:間違ってストックも持って来ちゃった。

山形:なんか学校に枕も持って来ちゃったみたいな感じの間違いです。

福井:あ。スナックも持って来ちゃった。

山形:それはかさばって邪魔になります。私が食べます。

福井:スピッツまで持って来ちゃった。

山形:どのタイミングで音楽を聴くつもりなのでしょうか。

福井:きっと今は〜自由に空も飛べるはず〜♪

山形:その通りです。

福井:Uh〜…飛っべるはぁ〜ず〜さ〜♪

山形:そんなハモリ部分は存在しません。もはやハモリの新境地開拓か。

福井:これらはここに置いてと…

山形:さぁ準備は万端です。

福井:あぁ〜…

山形:あれどうした?腰が引けています。

福井:怪我したらどうしよう…

山形:今更怪我の心配を始めました。

福井:激しい向かい風で首がとれたりしないかなぁ…

山形:とれたら競技どころじゃありません。

福井:空中で板が外れてグルグルグルグルドーンってなんないかなぁ…

山形:面白そうなのでそうなって下さい。

福井:インフルエンザにかかんないかなぁ…

山形:手洗いうがいをしっかりやっていれば大丈夫です。

福井:っしゃっ!!

山形:さぁ気合いを入れ直しました!そろそろ行くのでしょうか?

福井:っしゃっ!っしゃっ!っしゃっ!っしゃっ!っしゃっ!

山形:何度も何度も入れています。

福井:っしゃっ!っしゃ………あ。電話だ。

山形:ただの着信音のようです。彼の携帯の着信音が気合いの一声だったのです。まるで様相はケイン・コスギのようだ。

福井:え?今何処にいるかって?当ててごらん。

山形:ほのぼのと会話が始まってしまいました〜。

福井:ヒント?う〜ん…とっても滑るところ!

山形:このヒントで果たしてわかるんでしょうか?

福井:……受験会場?…お前は必ず受験で滑る?

山形:…。

福井:(ツーツーツー)

山形:さすがにこれは頭にきたか?

福井:ったく最近の先公といったら…

山形:先生でした。受験で滑ると言ったのは先生でした。驚いて猿も木から落ちてしまいました。

福井:さてと…。

山形:そろそろ行ってくれるか…?

福井:スキースキースキースキースキースキースキースキースキースキー。

山形:突然10回クイズを始めてしまいました。

福井:「君は僕の事を?」「好き。」
   よし!告白のシナリオ完璧!

山形:無理矢理だっ!完全に無理矢理だっ!

福井:よっしゃぺー点越えの大ジャンプ見せてやるぞ〜!

山形:K点です。そんなピンクのカメラ星人みたいな名前ではありません。

福井:そしてさっきの方法で告白してやる〜!

山形:無謀です。ボビー・オロゴン7歳の年齢詐称ぐらい無謀です。

福井:もう1回だけ告白の確認しとこう…。

山形:だから無謀です。そんな手は石田純一ぐらいしか使いません。

福井:スキースキースキースキースキースキースキースキースキースキー。

山形:始まりました。

福井:「君は僕の事を?」「ストーカー扱いしてる。」
   …あらら?

山形:確認でミスりました〜。あり得ません。
   ししゃもを食べたら赤ちゃんができたくらいあり得ないです。

福井:…まぁいいか。

山形:まぁ良かったみたいです。

福井:よっしゃ行くぞ〜。

山形:おっとそろそろ行くようです。

福井:集中だ。集中。俺は飛べる。

山形:集中モードに入りました。

福井:俺は飛べる。俺は鳥だ。俺は羽鳥だ。ズームイン!

山形:…若干のズレが生じています。

福井:って事は俺は朝の顔で,アサガオで,花で,儚くて…ん?

山形:やっと変な方向に走っていたのに気づいたようです。

福井:そうか。俺は儚い人間か。

山形:不思議な解釈です。なんという理解の仕方でしょう。

福井:よっしゃじゃあ行くか。

山形:さぁ大ジャンプは出るのか?!

福井:(ふぅ〜)

山形:息を飲む一瞬です。

福井:……(サーッ)

山形:さぁついにスタートしました!

福井:(サーッ)

山形:勢いはいいぞ!これはいいぞ!

福井:(サーッ……スッ!)

山形:さぁ飛んだ〜!

福井:(ゴォーッ)

山形:いいぞいいぞ!これはいい記録が期待できそうだ!
   首もとれることはなさそうだ!

福井:(ゴォーッ)

山形:まもなく着地だー!どうだー?!

福井:(・・・・・   ザッパーン)








監視員:『ピーッ
     プールの飛び込み台でスキージャンプの練習をすることは
     周りのお客様にもご迷惑がかかりますし,大変危険ですので絶対にお止め下さい。』


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